オリジナル製品
鋳物砂熱膨張計
鋳物砂熱膨張計
EOS-3
製品名
鋳物砂熱膨張計型番
EOS-3
鋳造品には、寸法精度の向上・薄肉軽量化等が要求されており、その寸法精度には、鋳型の熱膨張量が大きく影響を及ぼします。
本装置は鋳型の熱膨張率を測定する装置です。
熱膨張には急熱膨張を用い、試験片を予め加熱した電気炉中に差し込み、その際に発生する熱膨張を測定します。
改良を重ね、長年の技術の蓄積とノウハウを活かし、熱膨張測定の高い精度と再現性をめざして開発したのが
「鋳物砂膨張計 EOS-3」です。操作も簡単で熱膨張測定のご要望にお応えします。
本装置は鋳型の熱膨張率を測定する装置です。
熱膨張には急熱膨張を用い、試験片を予め加熱した電気炉中に差し込み、その際に発生する熱膨張を測定します。
改良を重ね、長年の技術の蓄積とノウハウを活かし、熱膨張測定の高い精度と再現性をめざして開発したのが
「鋳物砂膨張計 EOS-3」です。操作も簡単で熱膨張測定のご要望にお応えします。
特長
- 専用の石英試料ホルダーの採用により、試験片のセッティングが容易に短時間で可能、優れた再現性を実現します。
- 常用温度1000℃の急熱、徐熱いずれにも可能です。デジタルプログラム温度調節計によるオートチューニングPID定値制御の他、複数のプログラムパターンで測定可能です。
- 室温から1000℃まで12分の高速昇温が可能です。
- 電気炉材にセラミックボードを採用し、省電力と高速昇温が可能です。
- 計測時の振動を全てシャットアウトし、安定した計測を実現します。
- 試験片の寸法は、φ29mm、長さ50mmとし、長手方向(測定方向)の端面が平行且つ平坦な型とします。
※鋳物砂試験片焼成機をオプションでご用意しています。 - 測定結果(膨張データ及び測定温度)のメモリハイコーダ(オプション)への記録・印刷が可能です。
※メモリハイコーダにUSBメモリを接続して、測定結果の保存が可能です。
▲専用の石英試料ホルダー
仕様
管状電気炉 | 炉体電力 | AC90V~180V、60A~30A、5.4kW |
---|---|---|
炉内寸法 | φ60✕150mm | |
使用温度 | 常用1,000℃(炉の性能として最高1400℃まで昇温可能) | |
使用発熱体 | エレマ発熱体E型(Sic)φ12×150×150mm 6本 | |
熱電対 | Jis-R熱電対 φ10×190mm | |
外形寸法 | 550(W)✕390(D)✕470(H) mm(突起物を除く) | |
重量 | 約50kg | |
制御盤 | 制御方式 | デジタルプログラム温度調節計によるSCR+マッチング変圧器 |
電力 | AC200V 単相5.4kW | |
温度調節計 | 制御出力:電流出力形4~20mA 伝送出力:0~1V | |
サイリスタ | AC200V、30A 電力フィードバック、速断ヒューズ付、CT内蔵 | |
安全回路 | 漏電保護/過熱防止/SCR保護 | |
外形寸法 | 1000(W)✕530(D)✕730(H) mm(突起物を除く) | |
重量 | 約100kg | |
その他 | アジャストボルト付キャスター | |
計測部 | リニアゲージセンサー | 測定範囲:13mm、分解能:10μm |
デジタル表示器 | 表示範囲:0.00~±1999.99mm | |
アナログ出力 | 0~±10V | |
必要設備 | 電源 | 単相AC200V 30A 50/60Hz(1系統) |
標準付属品 | 石英本体 | 1本 |
変位伝達棒 | 1本 | |
試料皿 | 5枚 | |
アナログ出力ケーブル | 1組 | |
制御信号ケーブル | 1組 | |
取扱説明書 | 1部 | |
オプション | 鋳物砂試験片焼成機(ETPCM) | 鋳物砂膨張計(EOS-3)で使用する鋳物砂試験片を作製する装置 |
メモリハイコーダ | 測定結果(膨張データ、測定温度)の保存・記録(CSV形式出力) |